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お誕生会、出勤(^0^)。

 きのうは、新しい食器棚が無事到着しました。
配達の人が二人がかりで返品と入れ替え、電源もセットして、お昼前に完了♪。

 そのあと、2週間ぶりくらいに出勤しました。きのうは、一月生まれの利用者さまのお誕生会。 
 お誕生会は、毎月、その月生まれの利用者さまが全員そろう日に行います。
 当日の司会や進行は、ヘルパーさんにしていただきますが、ケーキや飲み物などをあらかじめ買ったり作ったりするのは事務局ワレワレの仕事です。 誕生会の日によってはヘルパーさんの人数が少なかったり、その時間に訪問に出なければならなかったりで、人手が不足すると、私たち事務局のニンゲンがケーキの切り分けやお菓子の用意、飲み物をカップに用意したり、もおこないます(^0^)。
 きのうは、ケーキのロウソク点火やバースデイソングの前に、別のお菓子を銘々皿に取り分けたり、ジュースをカップに分けたりをワタクシがいたしました。
 お菓子も、ミキサー食しか召し上がれないかたのために牛乳に浸して柔らかくしたり、ジュースにも「とろみ」をつけて飲み込みやすくして 「誤嚥(飲み込む力が弱くて、気管に入ってしまう)」をしないよう、気をつけます。
 ふつうとはちょっと違う、テマヒマがかかります。

そこまで手伝ってから別の仕事のために外へ行き、戻ってくるとお誕生会は終わっていました。
ケアマネージャーさんに、「皆さん、どうでしたか」と尋ねたら、
「きょうは、ちょっとしらけてしまいました」とのこと。
ローソクに点火して、一月生まれのMさんに吹き消してもらってから、バースデイソングを全員で歌ったそうです。 ケーキに自分の名前があるのを見つけたMさんは、大喜びで笑顔・笑顔でしたが、ほかの利用者さまは、記憶がとどまらないので、吹き消したとたんに「誕生会」のことを忘れてしまわれます。 男性ですと、誕生会に興味の無いかたもいらっしゃいます。
ケーキを切り分けて皆さんにお配りする間、ちょっと時間がかかったので、そのあいだ、歌やお話で盛り上げようとしたが、乗ってこず、しーーーんとなってしまったとのこと。

利用者さまも、年々認知症が進み、イベントやレクの「意味」がわからなくなってきたようです。 子供のころに「お誕生会」をした経験のない高齢者の方々は、とくに創かもしれません。

それでも、その月生まれのかたは、ケーキのロウソクを吹き消すその瞬間だけでも、大喜びされ、時には感激の涙を流されることもあります。 たとえ、すぐに忘れてしまっても、その一瞬の嬉しさは、心にも身体にも良い影響を及ぼす。。!と信じて、これからも利用者さまの笑顔のために頑張りたいと、職員と一緒に決意を新たにしました。

   ここまで読んでいただきありがとうございました(^0^)/

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by hamakorian | 2013-01-29 12:05 | my days

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