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読んだ本 『父・藤沢周平との暮らし』 ほか♪


     ☆~今月読んだ本~☆


  『豊饒の地 上・下』  フェイ・ケラーマン著 高橋恭美子 訳  (創元推理文庫)

        農場などを舞台に、複雑な人間関係からおきる殺人事件を描いています。
        あるブログで高評価だったので図書館から借りて読みましたが、
        私の好みではなかったのでザンネン! 

  『父・藤沢周平との暮らし』  遠藤展子 著   (新潮文庫)

        作家藤沢周平さんのおだやかな人となりや暖かい家庭生活などが
        描かれていて、心があたたまる本でした。

  『幸せのかたち』 (短編集) 今井絵美子 著  (角川春樹事務所)

        江戸を舞台の時代小説。 この時代の人々のお互いを気遣う濃密な人間関係に
        人情のありがたさを感じます。

  『認知症の人が スッと落ち着く言葉かけ』  
         右馬せつ子著 (「せ」は林に土、「つ」は節) (講談社)

        認知症にかかる人はますます増えています。 
        ぱっと見にはふつうと変わりが無いので、
        つい、「何度も言えばわかる ていねいに言えばわかる」 と思いがちですが
        「言われた事柄を、いままでのようには理解できない」 のが認知症なのです。
        この本では、認知症になったかたの心の中の「記憶のありかた」を 
        少しヒビの入った「壷」にたとえ、過去のことはよく覚えているのに、
        なぜ現在のことを理解・記憶できないのか、をわかりやすく説明しています。
        その上で、認知症のかたの気持ちを最大限に大切にする「言葉かけ」の仕方を
        アドバイスしています。  介護の仕事にたずさわった著者が、経験した事柄を
        もとに述べているので、たいへん参考になりました。
        お仕事で認知症のかたに接することが多いかたや、
        ご家族に認知症のかたがおられるかたには、一読をおすすめしたいと思います。



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by hamakorian | 2016-06-23 11:16

海辺の町から、日々のキオクをつたえます


by ヨモギ